プロンプトの特殊な構文の書き方【Stable Diffusion web UI Prompt】
TLDRこのビデオでは、プロンプトの特殊な構文を使用して、AIが生成する画像の要素を強調したり抑制したりする方法が解説されています。プロンプト内の単語に注目度を設定することで、生成される画像に特定の要素を出やすくしたり、逆に出さないようにすることができます。また、スケジューラーやオルタネイティブワードを使用することで、生成過程で言葉を入れ替えたり、混ぜ合わせたりすることで、より多様な結果を得ることができます。ただし、これらの機能はStable Diffusionのユーザーインターフェースに依存しているため、異なるUIでは使用できない場合があることに注意が必要です。最後に、AIが意図したとおりに画像を生成するのが難しいという現状を紹介し、今後の可能性についてワクワクしながら語っています。
Takeaways
- 📝 プロンプトの特殊な構文を使って、AI生成の画像に細かくコントロールを加えることができます。
- 🔍 強調したい言葉はカッコでくくり、抑制したい場合はカッコ内に0.9や0.8などの倍率を指定します。
- 🔄 スケジューラー機能で、画像生成のステップごとに言葉を入れ替えることができます。
- 🔄 オルタネイティブワードを使用すると、ステップごとに異なる言葉を交互に入れ替えることができます。
- 🔄 コンポーザブルディフュージョンは、言葉を混ぜて一つの画像にまとめることができます。
- ⚙️ これらの機能はStable DiffusionのUIに依存しており、異なるUIでは動作しない可能性があります。
- 🐦 例として、庭に犬と猫と鳥がいますとプロンプトを書いた場合、鳥の数を増やすためにシードを固定して調整する方法があります。
- 📈 プロンプト内の強調と抑制は、カッコ内の倍率で表現し、古い表現方法は現在は使用されません。
- 📉 大括弧は以前は抑制に使用されていたが、現在はカッコと倍率で表現するようになっています。
- 🚫 バックスラッシュを使用することで、プロンプト内のカッコや大括弧をエスケープして特別な意味を持たせないことができます。
- 🔢 サンプリングステップスを指定することで、画像生成の過程で言葉を差し替えるタイミングを制御できます。
- 🎨 画像生成AIは、思い通りの結果を出すのが難しい状況であり、時には予想外の結果が生まれることもあります。
Q & A
プロンプトの特殊な構文とは何ですか?
-プロンプトの特殊な構文とは、プロンプト内にある言葉の注目度合いを強調したり、抑制したりするための方法です。カッコを使って注目度を1.1倍に増やしたり、0.9や0.8で抑制することができます。
プロンプトのスケジューラーとは何ですか?
-プロンプトのスケジューラーとは、ステップ数に応じて言葉を差し替える機能です。AIはノイズ画像からだんだんとノイズを除去して画像を作り上げ、指定したステップで言葉を入れ替えます。
コンポジットディフュージョンとは何ですか?
-コンポジットディフュージョンとは、言葉を混ぜてくれたり、別々のものを一つの画像にまとめる機能です。これにより、複数の要素を同時に描画することができます。
プロンプトの特殊な構文で、カッコをエスケープするにはどうすればいいですか?
-プロンプトの特殊な構文で、カッコをエスケープするためには、バックスラッシュ(\)を直前につけます。これにより、カッコが特別な意味を持つのを回避できます。
プロンプトのスケジューラーで、言葉を差し替えるタイミングを指定するにはどうすればいいですか?
-プロンプトのスケジューラーで、言葉を差し替えるタイミングは、大括弧内の数字で指定します。整数を入れると、そのステップで差し替えます。小数点で指定すると、サンプリングステップスの割合で差し替えます。
プロンプトの特殊な構文で、注目度を1.1倍に増やすにはどうすればいいですか?
-プロンプトの特殊な構文で、注目度を1.1倍に増やすには、カッコを使ってその言葉をくくります。例えば、[音楽]を強調したい場合は、(1.1: [音楽]) と書きます。
コンポジットディフュージョンを使用する際には、どのような注意点がありますか?
-コンポジットディフュージョンを使用する際には、アンド(&)を使用して別々の要素を結合することができますが、注意して使用する必要があります。アンドの前後はひとたまりとして扱われ、品質指定が片側にしかかからないため、両側に同じ品質指定を与える必要があります。
プロンプトのスケジューラーで、言葉を途中から消去するにはどうすればいいですか?
-プロンプトのスケジューラーで、言葉を途中から消去するには、2を省略してフロムの言葉だけを指定します。これにより、最初はなかった言葉を途中から消去することができます。
プロンプトの特殊な構文で、言葉を抑制する倍率を指定するにはどうすればいいですか?
-プロンプトの特殊な構文で、言葉を抑制する倍率を指定するには、カッコを使ってその言葉をくくり、0.9や0.8などの抑制倍率を指定します。
プロンプトのスケジューラーを使用する際には、どのような順序で言葉を入れ替えますか?
-プロンプトのスケジューラーを使用する際には、大括弧内の言葉の順序でステップごとに入れ替えます。例えば、{甲: ホース}と指定すると、最初は甲が使われ、ステップで入れ替わります。
プロンプトのスケジューラーで、言葉を差し替える回数を指定しない場合、どうなりますか?
-プロンプトのスケジューラーで、言葉を差し替える回数を指定しない場合、デフォルトで1ステップ目に言葉が差し替わります。また、プロンプトのtoを省略すると、最初はなかった言葉を途中から入れることができます。
プロンプトの特殊な構文を使用する際には、どのようなエラーを避けなければなりませんか?
-プロンプトの特殊な構文を使用する際には、カッコの多重化による古い表現方法を避け、代わりにコロンの後に倍率を書く方法を使用する必要があります。また、大括弧でくくった言葉の抑制は現在は使用されず、カッコを使って抑制倍率を指定する必要があります。
Outlines
📝 Understanding Prompt Syntax and Techniques
The first paragraph introduces the viewer to the special syntax of prompts, which allows for emphasizing or suppressing the importance of words within a text. It explains how to control the prominence of words in an image generation process using a control key with the up and down arrow keys. The paragraph also discusses the evolution from using brackets to specify emphasis to the current method of using a colon followed by a multiplier. It further clarifies that certain syntax like brackets and curly braces have special meanings in prompts and how to escape these for literal use. The concept of 'scheduling' words in prompts is introduced, where words can be swapped at specific steps during the image generation process, with examples provided to illustrate the process.
🔄 Alternating and Blending Words in Prompts
The second paragraph delves into different techniques for varying words within a prompt over the course of an image generation session. It covers 'Voltanet Words,' which alternate words at each step, and 'Composable Diffusion,' which blends words to create a composite image. The paragraph highlights a mistake made in an example prompt, where 'and' is used to connect words that should be treated separately, leading to an unintended result. It discusses the limitations and the excitement of using Stable Diffusion for image generation, acknowledging the current challenges in consistently producing desired images and the appeal of the unexpected results it can generate.
Mindmap
Keywords
💡プロンプト
💡シード
💡バズ
💡スケジューラー
💡コンポジットディフュージョン
💡アンド
💡エスケープ
💡ノイズ画像
💡サンプリングステップス
💡コントロール+上下矢印キー
💡テーブルディフュージョン
Highlights
プロンプトの特殊な構文について解説します。
プロンプト内にある言葉の注目度を強調したり、抑制したりできます。
新しい構文を再確認します。
ステップ数に応じて言葉を差し替えるスケジューラー。
ステップごとに言葉を入れ替える方法。
コンポーザブルディフュージョンの紹介。
言葉の強調と抑制の方法。
カッコで強調する方法は1.1倍になります。
カッコの多重化や倍率指定の古い表現方法。
現在はコロンの後に倍率を書く方法が正解。
大括弧で言葉の抑制ができましたが現在は使えません。
カッコを使って0.9や0.8を指定して抑える方法。
プロンプトのスケジュールの書き方。
少女と犬が差し替わる例。
サンプリングステップスと差し替えのタイミング。
1未満の小数点でサンプリングステップスの割合を指定。
promとtoの省略方法と注意点。
ボルタネーティングワーズの例。
3つ以上の言葉を交互に入れ替える方法。
コンピュータブルディフュージョンと混ぜてくれる方法。
テーブルディフュージョンの効果と課題。
ステーブルディフュージョンの可能性と研究の進展。