【画像をプロンプトに使用】新しいコントロールネット、IP-Adapter【stable diffusion】

AI is in wonderland
12 Sept 202318:40

TLDRこのビデオでは、IPアダプターという新しいコントロールネットモデルについて紹介しています。IPアダプターは、テキストプロンプトの代わりに画像をプロンプトとして使用する技術です。具体的な使用例として、様々な画像プロンプトを使用し、異なるスタイルで画像を生成する方法が説明されています。また、イメージプロンプトの強度を調整することで、異なる結果が得られることを示しています。この技術は、特に表現が難しいイメージを具体化したいときに有効です。

Takeaways

  • 🎨 IPアダプターは新しいコントロールネットモデルで、画像をプロンプトとして使用するものです。
  • 🌟 イメージプロンプト(IP)は、文字でのプロンプト入力を画像に置き換えるものです。
  • 📂 ダウンロードしたモデルは、エクステンションズフォルダのSD WEBUIコントロールネットフォルダの中のモデルズフォルダに入れてください。
  • 🖼️ アニメ系やリアル系のモデルと組み合わせて、画像を生成することができます。
  • 🔄 コントロールウェイトを調節することで、イメージプロンプトの影響度を制御できます。
  • 📸 IPアダプターは、一部を合成した違和感のある画像を生成しにくくなっています。
  • 👗 画像に服やアクセサリーを足すことができ、プロンプトを付け加えることで、画像の調節が容易になります。
  • 🎨 イメージトゥーイメージ方式では、2つの画像を融合させたような新しい画像を生成できます。
  • 🌈 テノイジングストレングスやコントロールウェイトの調節で、様々なタイプの画像が生成できます。
  • 💇 髪型を表現するのが難しい場合は、IPアダプターが特に有用です。
  • 🔧 エディテイラーなど他のツールと組み合わせて、より独創的で幻想的な画像を生成することができます。

Q & A

  • IPアダプターとは何ですか?

    -IPアダプターは、新しいコントロールネットのモデルで、画像をプロンプトとして代わりに使用する方法です。文字でプロンプトを書くのではなく、ある画像を与えて、その画像をプロンプトとして使うものです。

  • IPアダプターを使用するために必要なバージョンアップは何ですか?

    -IPアダプターを使用するためには、コントロールネットのアップデートが必要です。コントロールネットのバージョン1.1.4からこの機能が使えるようになりますが、WEBUIはバージョン1.4でも使用可能です。

  • モデルをダウンロードするためのサイトはどこに記載されていますか?

    -モデルをダウンロードできるサイトは、概要欄に記載されています。IPアダプターSD15+というパスファイルとsdxl用のIDアダプターファイルがダウンロードできます。

  • ダウンロードしたモデルを配置する場所はどこですか?

    -ダウンロードしたモデルは、エクステンションズフォルダの中のSD WEBUIコントロールネットフォルダの中のモデルズフォルダに入れることができます。呼び出しコマンドを使用していない場合は、フォルダーを変えずにそのまま配置してください。

  • IPアダプターで画像を生成する際のプロンプトはどのようになりますか?

    -IPアダプターを使用して画像を生成する際は、プロンプトには簡潔なテキストを入力します。例えば、「ワンガール」といっただけで、アニメ系のチェックポイントであるアーイングディフュージョンで画像を生成することができます。

  • コントロールウェイトとは何ですか?

    -コントロールウェイトとは、コントロールネットの影響力を調節する値です。1から0.2まで調節でき、値が大きいほど、イメージプロンプトの影響が強くなります。これにより、画像の生成結果に異なる変化を与えることができます。

  • IPアダプターを使用して、服やアクセサリーを変えられるのはどのような方法ですか?

    -IPアダプターを使用して服やアクセサリーを変えることは、コントロールネットの画像置き場に入れたイメージに、プロンプトを付け足すことで可能です。例えば、画像に「ベアリング レッドセーター」と記述することで、その要素を画像に加えることができます。

  • イメージトゥーイメージを使った方法では、どのようなことができるのですか?

    -イメージトゥーイメージを使った方法では、2つの画像を組み合わせて新しい画像を生成することができます。イメージツールイメージの画像置き場に置いた画像とコントロールネットのIPアダプターに入れたイメージプロンプト用の画像を融合させるようなイメージを生成できます。

  • デプスモードとは何ですか?

    -デプスモードは、コントロールネットの1つのモードで、画像を別の画像に沿って変形させる方法です。例えば、四角い島の画像とイチゴのケーキの画像を合わせて、島のデプスマップに合わせてケーキの形に変形させることができます。

  • セグメンテーションを使用する際の利点は何ですか?

    -セグメンテーションを使用する際の利点は、画像の輪郭以外の余計なものを入れないことで、生成される画像がより自然に見えます。セグメンテーションによって、特定の形に沿って画像を変形させることができ、創造的な結果を生み出すことができます。

Outlines

00:00

🎨 Introduction to IP Adapter in ControlNet

This paragraph introduces the concept of the IP (Image Prompt) Adapter, a new model in the ControlNet system that utilizes images as prompts instead of text. The speaker, Alice from Wonderland, explains that this model allows users to input an image and generate outputs based on the visual information from that image. The paragraph also discusses the use of a web UI called Moon Goblin and provides instructions on how to update ControlNet to version 1.1.4 to use this feature. It guides users through downloading the necessary models, such as the IP Adapter SD15+ and the ID Adapter file for those using the SDXL platform, and placing them in the correct folders. The paragraph concludes with a brief overview of how to use the IP Adapter in conjunction with the ControlNet system.

05:02

🖌️ Exploring the IP Adapter's Functionality

This section delves deeper into the functionality of the IP Adapter, demonstrating its capabilities through various examples. The speaker uses different images as prompts and adjusts the Control Weight to show how the influence of the image prompt varies. The paragraph covers the use of the IP Adapter with different models, such as Magic Mix and Realistic, to generate images that reflect the image prompts effectively. It also discusses the use of the IP Adapter in combination with other ControlNet features, such as Image to Image, to create unique and artistic outputs. The speaker emphasizes the ease of use and the creative potential of the IP Adapter, encouraging viewers to experiment with different settings and combinations.

10:03

🌟 Showcase of IP Adapter's Versatility

In this paragraph, the speaker showcases the versatility of the IP Adapter by using it to modify specific elements of an image, such as clothing and accessories. The speaker demonstrates how to add prompts to the image to change the subject's outfit and how to use the IP Adapter with different control weights to achieve various effects. The paragraph also explores the use of the IP Adapter in combination with other ControlNet features, such as Depth Mode and Segmentation, to create innovative and unique images. The speaker provides examples of how these techniques can be applied to generate images that are both visually appealing and artistically expressive.

15:05

🦋 Introducing Butterfly & Flowers Multiple Style Lola

The final paragraph introduces a specific Lola called Butterfly & Flowers Multiple Style, which is known for generating images featuring butterflies and flowers. The speaker explains that this Lola can produce beautiful images with an abundance of floral and butterfly elements. The paragraph details the process of using this Lola with the ControlNet system, including setting up the prompt, using the Noise method for additional detail, and adjusting the Control Weight for different effects. The speaker also demonstrates the use of the IP Adapter with this Lola, showing how it can transform the generated images into various styles, such as Disney Pixar and Magic Mix Realistic. The paragraph concludes with a recommendation for viewers to experiment with the IP Adapter and the Butterfly & Flowers Multiple Style Lola to create their own unique images.

Mindmap

Keywords

💡IPアダプター

IPアダプターは、イメージプロンプトの略で、文字でのプロンプト入力を画像に置き換える技術です。この動画では、ある画像を与えて、その画像をプロンプトとして使用する方法が解説されています。IPアダプターは、生成される画像の雰囲気を大幅に変える効果があります。

💡コントロールネット

コントロールネットは、AIが画像を生成する際に使用する一种のモデルで、特定のスタイルやテーマを画像に反映させることができます。この動画では、新しいコントロールネットのモデルであるIPアダプターが紹介されており、そのアップデート方法や使い方が説明されています。

💡Stable Diffusion

Stable Diffusionは、画像生成のための一种のAI技術です。この技術を使うことで、高度な画像を生成することができます。この動画では、Stable Diffusionを用いて、IPアダプターと組み合わせて画像を生成する方法が紹介されています。

💡WEBUI

WEBUIは、Webを通じて利用できるユーザーインターフェースのことを指します。この動画では、WEBUIのバージョン1.6を使用して、IPアダプターを操作する方法が説明されています。WEBUIは、ユーザーがAIの機能を使いやすく操作できるように設計されたグラフィカルインターフェースです。

💡モデル

モデルは、AIが学習し、特定のタスクを実行するためのデータ構造です。この動画では、IPアダプターSD15+というモデルを使用して、画像を生成する方法が紹介されています。モデルは、大量のデータから学習し、新しいデータを作成するためのルールを定義しています。

💡アニメ系

アニメ系とは、アニメーションのスタイルや特技を指す言葉です。この動画では、アニメ系のチェックポイントであるアーイングディフュージョンを使用して、アニメ風の画像を生成する方法が説明されています。アニメ系の画像は、キャラクターや世界観に特有のエッジや色彩、動きなどが含まれることが多いです。

💡リアル

リアルは、実際の現実世界を模倣したような詳細さや写実性を指します。この動画では、リアル系のモデルであるマジックミックスリアリスティックを使用して、リアルな風の画像を生成する方法が紹介されています。

💡コントロールウェイト

コントロールウェイトは、コントロールネットで使用される画像の影響力を調節するためのパラメーターです。ウェイトを調整することで、生成される画像のスタイルや雰囲気をコントロールすることができます。

💡イメージトゥーイメージ

イメージトゥーイメージは、2つの画像を組み合わせて新しい画像を生成する技術です。この動画では、IPアダプターを使用して、2つの異なる画像を融合させることで、新しい創作を生み出す方法が紹介されています。

💡マルチコントロールネット

マルチコントロールネットは、複数のコントロールネットを同時に使用して、より自然な画像を生成する技術です。この動画では、マルチコントロールネットを使用して、インペイントと組み合わせて画像を生成する方法が紹介されています。

💡デプスモード

デプスモードは、画像の奥行情報を表現する技術です。この動画では、IPアダプターを使用して、デプスモードを利用して新しい画像を生成する方法が紹介されています。デプスモードを使うことで、画像の奥行感を表現し、より立体的な画像を作ることができます。

Highlights

IPアダプターという新しいコントロールネットのモデルが紹介されました。

IPは画像プロンプト(Image Prompt)の略で、文字プロンプトの代わりに画像を使います。

IPアダプターを使うことで、画像そのものをプロンプトとして扱うことができます。

コントロールネットのアップデート方法が説明されています。

SD15+というモデルをダウンロードして使用する方法が紹介されています。

WEBUIのバージョン1.6でIPアダプターを使用することができます。

画像をイメージプロンプトとして使用するプロセスが詳しく説明されています。

アニメ系のモデルとIPアダプターを組み合わせて新しい画像を生成する方法が紹介されています。

リアリティックなモデルでも画像を生成することができました。

コントロールウェイトを調節することで、画像の見た目を細かく調整することができます。

IPアダプターにプロンプトを追加することで、服やアクセサリーを変えるなどの微調整ができます。

イメージトゥーイメージ方式で、2つの画像を融合させる方法が紹介されています。

デノイジングストレングスとコントロールウェイトの調節で、様々なタイプの画像が生成できます。

フォトショップで作成されたテクスチャーをイメージプロンプトとして使用する方法が紹介されています。

マルチコントロールネットとインペイントを組み合わせて、自然な画像を作る方法が紹介されています。

インペイントのマスクにより、特定の部分にのみ影響を与える方法が可能です。

異なる髪型を表現するためのプロンプトの使い方と、その注意点が説明されています。

ダブルコントロールネットのデプスモードを使用して、独创的なケーキのデザインが作られました。

セグメンテーションを用いて、ハートの輪郭をケーキに転写する方法が紹介されています。

ローラのコーナーでは、バタフライ&フラワーズマルチプルスタイルが紹介され、その使用方法が示されています。

複数の技法を組み合わせることで、より創造的な画像が生成できます。