特集「フランスのラップ音楽は政治・社会に、どんな声をあげてきたのか?」陣野俊史×荻上チキ

荻上チキ・Session~発信型ニュース・プロジェクト Podcast
3 Dec 202327:26

Summary

TLDRTBSの荻上発信型ニュースプロジェクト「セッション荻上」では、フランスのラップ音楽が政治社会にどのような声を上げてきたかというテーマで議論が展開されました。24日に行われたフランス大統領選挙の決戦投票を背景に、テロ、移民、差別、分断といった社会問題が選挙戦に反映されたと分析。ラップミュージックは政治的メッセージを込めたり、社会の声を伝える手段として重要な役割を果たしていると指摘。ゲストとして立教大学大学院の特任教授、人の俊文さんが登場し、ラップミュージックの歴史や現代社会への影響について語りました。

Takeaways

  • 🎙️ このトークは、テロ、移民、差別、分断、戦争と大統領選挙という社会問題と、フランスのラップ音楽がそれらにどのように声を上げてきたかについての議論です。
  • 🇫🇷 フランスでは、ラップ音楽は政治社会に強い声を上げており、特に移民問題や社会の分断に対して強いメッセージを伝えています。
  • 👨‍🎤 ラップアーティストたちは、政治的メッセージを通じて社会の不正や不平等に抗い、聴衆に強い印象を残しています。
  • 🗳️ フランスの大統領選挙は、移民や社会の分断といった問題が大きな影響を与えており、ラップ音楽はこれに反映されています。
  • 🎵 ラップ音楽はフランスにおいて、ストリートカルチャーから徐々にメインストリームへと浸透し、多くの人々に支持されています。
  • 👥 フランスのラップシーンは多様性に富み、様々なルーツを持つアーティストが活躍しています。
  • 🌐 インターネットの普及により、フランスのラップ音楽は世界中で認知され、影響力を持つようになりました。
  • 📚 ジノさんの書籍「魂の声をあげる現代史としてのラップフランセ」では、フランスのラップ音楽が社会に与える影響について詳しく解説されています。
  • 🏆 フランスのラップは、政治的テーマだけでなく、愛やファッション、文化的な側面も歌唱しており、多面的なジャンルとなっています。
  • 🎉 フランスのラップシーンは活発で、新しいアーティストが次々と登場し、常に進化しています。

Q & A

  • フランスのラップ音楽はいつから定着したとされていますか?

    -フランスのラップ音楽はアメリカから80年代に始まり、90年代に本格的に人気が出てきていったとされています。

  • ラップ音楽はフランス社会のどの層に影響を与えていますか?

    -ラップ音楽はフランスの移民やマイノリティの声を担い、彼らの問題やストーリーを伝える手段として広く影響を与えています。

  • ラップフランセはどのようにして現代フランス社会に声を上げていますか?

    -ラップフランセは政治的メッセージや社会問題を取り上げ、移民差別、分断、テロなど重大な問題に対処し、社会の声を上げています。

  • ニコラ・サルコジが郊外の団地を訪れた際の出来事とケニー・アルカナの曲にはどのような関連性がありますか?

    -ニコラ・サルコジが団地を訪れた際にケルヒャーで掃除してやるとの発言をしたことに対して、ケニー・アルカナは曲で大統領官邸こそケルヒャーで掃除してやると反論しています。

  • ラップ音楽はどのようにしてフランスの政治社会に関与していますか?

    -ラップ音楽は政治的テーマを取り上げ、移民規制や社会の不平等、テロ事件などの問題に対処し、政治社会に直接的な影響を与えています。

  • ラップ音楽が持つ社会的なメッセージとはどのようなものですか?

    -ラップ音楽は移民の声を拾い上げ、社会の不平等や差別、政治的な問題に対抗する強いメッセージを持っています。

  • ラップフランセのアーティストはどのようにして社会を変えようと努力していますか?

    -ラップフランセのアーティストは音楽を通じて社会問題に目を向け、人々の意識を変え、社会の変革を促す努力をしています。

  • ラップ音楽はどのようにしてフランスの若者たちに人気を得ていますか?

    -ラップ音楽は彼らの問題や感情を表現する手段として、フランスの若者たちに強い共感を呼び起こし、人気を得ています。

  • ラップ音楽が示すフランスの社会問題に対する対処法とはどのようなものでしょうか?

    -ラップ音楽は社会問題に対する個人的な視点や経験を通じて、対処法を示し、人々の意識を高め、社会の改善を促進しています。

  • ラップフランセのアーティストが選挙や政治的な出来事にどのように関与していますか?

    -ラップフランセのアーティストは選挙や政治的な出来事に対して、自分たちの音楽を通じて意見を述べ、社会に対するメッセージを伝えています。

Outlines

00:00

🎤 ラップミュージックとフランス大統領選挙

プロTBSのニュース番組で、フランスのラップ音楽が政治社会にどのように声を上げてきたかが議論されています。24日に行われたフランス大統領選挙の決戦投票で、マクロン大統領が再選に成功しましたが、対立候補のルペン氏も高く評価されています。移民問題やテロ襲撃が社会背景に大きく反映された選挙では、ラップミュージックが社会的不正や差別に抗い、社会の声を代弁してきました。特にケニー・アルカナの曲が、ニコラ・サルコジ大統領の郊外訪問時の発言に反応し、ラップミュージックの社会的な影響力を示しています。

05:02

🎶 ラップミュージックの時代背景と社会的な役割

フランスでは90年代にラップが定着し、移民規制の強化と移民の声を拾うラップが人気を集めました。ラップはストリートカルチャーやカウンターカルチャーとして位置付けられ、最近ではチャートの半分近くを占めているほど流行しています。ラップミュージックは政治的なメッセージを強く持った音楽ジャンルであり、警察や移民規制に対する反発が曲に込められています。また、2005年のフランス暴動など、マイノリティに対する差別にラップが反応する例も多く見られます。

10:03

👥 ラップミュージックにおけるジェンダーと文化的な多様性

ラップミュージックにおいては、女性ラッパーも注目されています。フランスでは女性ラッパーがチャート入りし、女性と男性の区別がなされなくなっており、女性もラップシーンに参画しています。ラップは多民族国家であるフランスにおいて、様々なルーツを持つアーティストが活躍する場となっています。ラップは音楽的にも文化的な多様性を受け入れるジャンルであり、アラビア語やその他の言語の影響も受けています。

15:04

🗳️ 政治とラップミュージックの関わり

ラップミュージックは政治的なメッセージを唱える重要な手段として利用されています。選挙期間中には、政治批判を込めたラップが多く作られ、選挙活動で使われることもあります。一方で、選挙を契機にラップが作られるわけではなく、自然発生的に政治的なものも生まれる傾向があります。ラップは政治的スタンスに関係なく、様々なアーティストによって様々な形で表現されています。

20:05

🌏 フランスのラップと世界的文化の影響

フランスのラップは、ヨーロッパの伝統音楽やアラビア系の音楽要素を受け入れ、多様な文化を持つアーティストが活動しています。フランスは多民族国家として、アラブやアフリカ出身者、アジア出身者など多様な文化を持つ市民が多く住んでおり、その影響を受けています。ラップはクラブカルチャーやファッションにも影響を与え、ブランデッドアイテムを称える曲も人気があります。

25:06

📚 ラップミュージックに関する書籍の紹介

ラップミュージックに関する書籍「魂の声を上げる現代史としてのラップフランセ」が紹介されています。この書籍では、フランスのラップ音楽の歴史と現代社会における役割について詳しく解説されています。Amazonで品切れとなっているため、本屋さんや出版社の公式サイトで予約や購入が可能です。

Mindmap

Keywords

💡ラップ音楽

ラップ音楽は、言葉を有節奏に話すスタイルの音楽ジャンルです。このビデオでは、フランスのラップ音楽が政治的、社会的なメッセージを伝える手段として紹介されています。例えば、テロや移民差別、社会の分断といった現代の課題について、ラップアーティストたちが自分の音楽を通じて意見を述べています。

💡フランス大統領選挙

ビデオでは、フランスの政治情勢とラップ音楽の関係を探求しており、特に大統領選挙がその一環として触れられています。マクロン大統領とルペン氏の選挙戦など、政治の緊張感がラップミュージックのテーマにも反映されていると示唆しています。

💡テロ

テロは、不法な政治的目的を達成するために行われる暴力行為です。ビデオでは、テロ事件がフランス社会に与える影響と、それがラップミュージックのテーマとして扱われることに焦点を当てています。テロ事件を背景に、ラップアーティストが社会の现状を批判的に捉えている例が挙げられています。

💡移民差別

移民差別は、ビデオ内でフランス社会における重要な問題の一つとして取り上げられています。ラップミュージックは、移民や少数派の声を伝える手段として活用されており、差別に抗い、社会的正義を求めるメッセージが歌詞に込められていると説明されています。

💡社会の分断

社会の分断は、ビデオで強調されるフランスの現代社会の課題の一つです。ラップミュージックは、社会的分断や偏りについて議論し、社会的連帯を促す役割を果たしていると紹介されています。ラップアーティストたちが自分たちの音楽を通じて社会的分断に対処し、社会的統一を目指していると示されています。

💡ラップフランセ

ラップフランセは、フランスにおけるラップシーンのことを指し、ビデオではその発展と影響力について触れられています。ラップフランセは、フランスの政治的、社会的な問題に対処する手段として、また文化的表現の形として、重要な役割を果たしていると語られています。

💡多民族国家

フランスは多民族国家として位置づけられており、ビデオではその多様性とラップ音楽の間の関係が探求されています。多民族国家であることが、ラップミュージックの多様性や豊かさに寄与していると強調されており、異なる文化からの影響が音楽に反映されています。

💡社会党

ビデオでは、フランスの政治政党である社会党が特定のラップソングで使われた例を通じて紹介されています。これは、政治と音楽の間の相互作用と、音楽が政治メッセージを伝える手段として使われることを示す例として挙げられています。

💡文化的な影響

ビデオでは、フランスのラップ音楽が国内の様々な文化的影響を受けていることについて触れられています。アラブ系、アフリカ出身者、アジア出身者などがフランス社会に寄与し、ラップ音楽にもその影響が及び、文化的多様性が音楽に織り交ぜられていると説明されています。

💡現代史

ビデオではラップ音楽を現代史の声として捉えており、政治的、社会的な出来事に反応し、時代の流れを映し出しているとされています。ラップアーティストたちは、自分の音楽を通じて現代の歴史を記述し、社会的議論に貢献していると強調されています。

Highlights

フランスのラップ音楽は政治社会に大きな声を上げてきた

24日に行われたフランス大統領選挙では、マクロン大統領が再選に成功

ルペン氏は対ロシア制裁やナトとの連携に反対する主張を行い、フランスを最優先考える姿勢を示した

テロや移民問題、差別、分断が社会背景として選挙に反映された

ラップミュージックはフランス社会の現代史を物語る

ケニー・アルカナは郊外の団地を訪れた大統領に反発する曲をリリース

ラップは移民の声を拾い上げ、人気が出るようになった

90年代初頭にはラップは民間音楽として認知されていた

ラップ音楽は移民規制が厳しくなっていく中で人気が出てきた

ラップは政治的メッセージを強く持つ音楽ジャンルである

2005年のフランス暴動では移民系若者3人が犠牲に

ラップはマイノリティに対する差別に常に反応している

ラップミュージックはフランス社会の様々な層に訴える

ラップはフランスの政治状況を反映している

ラップはフランスの多民族社会を象徴している

ラップミュージックはフランスの現代史を記録している

ラップは移民問題を移民になる側に共感する形で作られる

ラップはフランスの文化的な多様性に影響を受けている

ラップはフランスの社会的な問題を歌い上げる

ラップはフランスの音楽シーンにおいて主流を占めている

ラップはフランスの政治的議論に積極的に参加している

ラップはフランスの多様な文化要素を取り入れる傾向にある

Transcripts

00:01

TBS

00:05

podc発信型ニュースProTBS

00:11

994

00:15

荻上発信型ニュースプロジェクト荻上チ

00:18

セッション荻上と南部美が生放送でお送り

00:21

していますここからは特集メイン

00:22

セッション今日のテーマはこちらです

00:26

メイ球

00:28

モード

00:30

テロ移民差別分断戦争そして大統領選挙

00:37

フランスのラップ音楽は政治社会にどんな

00:40

声を上げてきたの

00:45

か今月24日フランス大統領戦の決戦投票

00:50

が行われ原職のマクロン大統領が再戦を

00:54

果たしました前回と同じ顔合わせとなった

00:58

女性候補ルペン氏は対ロシア制裁を念頭に

01:02

国際的な強調を訴えるマクロン氏に対し

01:06

フランスを最優戦に考える姿勢を示し対

01:10

ロシア制裁やナトとの連携に後ろ向きな

01:14

主張を展開1回目の投票で破れた候補の

01:18

多くがルペン氏に投票しないよう呼びかけ

01:22

たにも関わらず2人の表示は前回よりも

01:25

縮まっておりマクロン氏が選ばれたという

01:29

よりはルペン氏の追い上げをなんとか凌い

01:33

だ結果だという声も上がっています

01:36

シャルリエブド襲撃事件などのテロ移民

01:40

問題差別や分断そうした社会背景が大きく

01:44

反映されるフランスの大統領選挙でも存在

01:48

感を発揮するのがフランスのラップ音楽

01:51

ラップフランセです例えば今流れているお

01:56

聞きいただいてますけれどもケニー

01:58

アルカナがん2006年にリリースした

02:02

ネットワイヤージュを

02:04

カシェールケルヒャーで掃除という曲なん

02:08

ですね後に大統領となるニコラサルコジ氏

02:12

が郊外の団地を訪れた際にこんな団地

02:16

ケルヒャーで掃除してやると発言したのに

02:20

対し大統領官邸こそケルヒャーで掃除して

02:24

やると歌い上げていますケルヒャで高圧

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洗浄機のことですねはいあのわって掃除

02:28

するやつや今日は新刊魂の声をあげる現代

02:33

史としてのラップフランセの著者人の年

02:37

さんを迎しこうしたフランスのラップ音楽

02:40

が現代社会にどんな声をあげてきたのかに

02:43

ついて楽曲を聞きながら考えていこうと

02:46

思いますはいでは改めまして本日のゲスト

02:50

ご紹介しますスタジオにお越しいただき

02:52

ました文芸批評化で立教大学大学院特任

02:56

教授の人野俊文さんですよろしくお願い

02:59

いたしますよし願いしますこんにちは

03:00

よろしく願いしこちジノさんはあの普段は

03:03

どういった研究とか執筆活動されて

03:05

いらっしゃるんですか執筆活動はいあの

03:08

音楽まあとサッカーですかねあとま諸表を

03:12

書いたりそんな感じはいそれから大学では

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どういったあの活動や研究されてるんです

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か授業授業担当して授業ですか担当授業

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などですねあます文化理解とかどですかね

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うんでやっぱラップかけますかけますね

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ああラップの曲を業ラスのの時にははい

03:30

うんその学生たちの反応も気になるところ

03:33

ですけど特にそのフランスのラップに注目

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をした理由というのはいかがですか

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あのまま単純に面白いっていうのがあって

03:41

まあともう1つ僕がフランスのラップに

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関心持ったのははい音がやっぱりゴツゴツ

03:48

してるほうほうほあの英語のラップ聞くと

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分かるんですけどものすごく完成されて

03:53

いるええあのもう目前がすぐらかっこいい

03:57

んですけどフランスや日本のラップうん

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ってやっぱりリズムが決まってとこに言葉

04:01

をこう押し込んでいくためのテクニックを

04:03

みんなに磨いてきたと思うんですようん

04:05

はい元々英語で英語ベースに作られてる

04:08

音楽だと思うのででそこのとこのなんか

04:10

ちょっとうまくはまらない感じっていうの

04:12

が逆に面白かったってのありますねあ確か

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に英語ラップ聞き慣れてるとすごい滑らか

04:16

に聞こえるけど他の言語例えばあの中国語

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でもいいし他の言語韓国はいごが立つと

04:22

いうかでもその違和感がまた面白かったり

04:25

そうですね僕第1印象そうですねうんさて

04:28

このフランスラップについてでこの後お話

04:30

伺いますがまずフランス大統領戦ありまし

04:32

たその結果についてはジノさんどうですか

04:35

感想というかまま当然っていうかうんま

04:38

あのルペンに意外と評がいったなっていう

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感覚まみんなと同じなんですけどはいあと

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メランションが3位だったってちょっと

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うんうんおっと思いましたねうんうんまハ

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ルペンなのかハマクロンなのかすごい注目

04:51

されましたが嫌われ度合いを争う選挙って

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いうのはある意味分かりやすくもありでも

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それが何を嫌うのかも人によって違うので

04:58

随分と分析が重要だなと思いますねうん

05:02

そしてこのフランスのラップ音楽今日は

05:03

特集するんですけどそれぞれの国の中で

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ラップがね定着するのっていろんな時代が

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あるんですがフランスの場合だといつ頃

05:10

こう花開いたり定着したことになるんです

05:13

かまアメリカからやってくの大体80年代

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でま90年代の頭にものすごくえひっきし

05:21

た曲が出てきて90年代ですかねやり90

05:24

年代90年代うんそれから各国でねあの

05:28

ヒップホップやラップ定着していて今では

05:30

ヒットチャートの半数近くがねラップ関係

05:33

のサウンドの国もありますけれども

05:35

フランスの中ではこのラップの位置付け今

05:38

どうなってるんですか最初そのま90年代

05:41

に移民規制がだんだん厳しくなっていくっ

05:43

ていう社会的な背景があってでそれとま

05:46

あのま並ぶ形でえっと移民の声を

05:51

拾い上げる形でラップ人気が出ていくって

05:54

いうのがただだから多分今から10年

05:57

ぐらい前まではフランスのラップて民間の

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音楽だとみんな思われてたと思うんですよ

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ねうんはいストリートカルチャーや

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カウンターカルチャーやあしマイノリティ

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サウンドのような格好になってた今10年

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前ぐらいはと話しありましたけどそれが

06:11

変わったんですかはい変わったと思います

06:12

ね確に移民系の音楽っていうあの枠が外れ

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てうんで今のチャートだとやっぱり10局

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中56局はもう楽くなってるのであもうん

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おしゃれな感じっていうのもあるしほほで

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強い主張を含んでる曲もあるけれどみんな

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が乗れるあのラップにやっぱ声の加工をし

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たりとかそういうことも日本と似てると

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思うんですけどうんええええあの流行って

06:37

ますねうんやっぱりんでしょうこう技術が

06:39

それほど高くなくてもいろんな切り張りで

06:42

あの誰でもできるってラプ良さからある

06:45

そのハイスキルなものからそのテクニック

06:47

を重視して技術を重視してってものまで今

06:50

はあるんですねうんうんこれあのフランス

06:52

のラップ先ほどからねあの政治的なことも

06:54

結構歌われるって話をしてるんですけど

06:56

当初その90年代特に移民が歌い上げたこ

06:59

から政治的メッセージとかそうしものは

07:02

強かったんですかあの強かったと思います

07:04

あの特にえっと警察に対するあの講義の

07:08

気持ちっていうのはあったしそれからま

07:10

さっきも言いました90年代で移民の規制

07:12

がだんだんだんだん厳しくなってった時代

07:14

なのでそういうものに対してこうま

07:16

息苦しくなってた人たちの口になって

07:18

たっていうのはありますねうんやっぱり

07:20

その国々であのヒップホップやラップの

07:23

雰囲気というのはま違うので日本でも

07:26

ラップで政治を歌う人もいるけれども数

07:29

うんというとそうではないという状があり

07:30

ますねフランスだとむしろメジャーな

07:33

ところあるんですかそこはメジャーな人も

07:35

歌いますねうんうん政治をうんではその

07:39

政治的テーマちなみにどんなものがこれ

07:41

まで疑われてきたんですか

07:43

うんとそうす

07:45

ね桂馬反警察はいそれから移民まさっきも

07:51

見て移民規制に対するあのま反発それから

07:55

うんま事件がいくつか起こっているので

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そのそうですねその象徴的な2005年の

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あのまいわゆる日本でフランス暴動と言わ

08:04

れてる事件の時には移民系の若者3人が

08:07

あの食を受けてそのうち2人が感電士して

08:11

しまううんはいでそれその事件がやっぱり

08:15

ま象徴的な出来事なんですけどなんかそう

08:17

いうこうマイノリティに対する言われなき

08:19

差別みたいなものをがあった時に必ずラパ

08:23

は反応してきてますよねああそれは

08:25

アメリカでは例えばブラックライブズ

08:27

マターそう対して特にその黒人

08:30

ミュージシャンが反応するのと同じような

08:32

感同じようなあのアダマトレオ事件って

08:34

いうのはフランスだとあるんですけどもう

08:36

本当に完全に同じ230kmぐらいの体重

08:39

かけられて窒息してしまうって事件が

08:41

2016年にあったんですけどそれにも

08:43

ちゃんとラッパーは反応してますねうん

08:46

今日はですねあの色々曲を聞きながら政治

08:50

性やフランスのラップシを考えていきたい

08:53

と思いますでは早速1局目ジさん曲紹介お

08:56

願いしますアムスいうのラッパーなんです

08:59

けどマフラサモアっていう曲です

09:04

ねディアムでまフランスモア聞きいただい

09:09

ていますはいまずフランスラップを聴くの

09:11

が本当に機会がないのですごく面白いです

09:15

そしてあのかっこいいかっこいいねただ

09:18

歌詞の内容が全然わからないんですけども

09:20

ハレツンパピプペポとあと抜ける音みたい

09:23

な音とか結構あって音楽的だからフランス

09:27

じたいなだからすごいこ英語とも日本語と

09:30

も違うはい貸内容など含めてアーティスト

09:33

も含めてこれはあのま社会党

09:37

の交合者のえっと大統領宣言の時に使われ

09:40

た方なんですけどはいです今あるフランス

09:43

は私のフランスじゃないっていうはああ

09:47

その今よるフランス例えば某女霊をお祝

09:49

するようなフランスとかそれからあのさ

09:52

えっとなんだっけな移民を簡体するふりを

09:55

してて嘘ついてる国とかそういうのずっと

09:58

言っててそれはい私のフランフランス

10:00

フランスフランスじゃ否定してるずっとあ

10:03

一局中まるまるずっとそういう否定してる

10:04

歌なんですよねうんうんこのディアスと

10:07

いう方はどういったラッパーの方なんです

10:09

かあの2000年2009年ぐらいまで

10:13

すごくやっぱりチャートの上位にいた人で

10:15

あの突然姿を消しちゃったんですけどはい

10:19

へえそれまでは割とこういった政治的な

10:21

テーマそうですねすごくあの政治的なこと

10:24

を歌うラッパーだったんですけど女性ラッ

10:26

パーっていうかラップズって言うんです

10:27

けどフだとのラッパーだったですけどあ

10:30

名刺にも女性名男性系と女性系で使いわけ

10:33

ててちょっとあの女性乗ってつけなくても

10:35

いいようになってんですけどえあなるほど

10:38

その歌が歌われた当時社会島の曲に使われ

10:41

たということですけれどもつまりま与党

10:43

サイドというか星系サイドに対してその

10:46

フランスはごめんだっていうなことを歌っ

10:47

てたんですそうですねあのそういうあの

10:49

依頼されて作ったわけじゃなくてまこう

10:51

いう歌があったんでそれを社会とか使っ

10:53

たってことだと思うんですけどうんちなみ

10:55

にこのディアスさんという方は音楽活動を

10:58

やめた後どうされてるんですかそうなん

11:00

ですよで2012年に突然姿を表してあの

11:04

もうイスラム教に監修していてほで子供も

11:08

いっぱいもういてで幸せに暮らしてますっ

11:11

ていう自伝を突然はいあ自伝本を本をへえ

11:15

出したんですよねへえその本には当然あの

11:18

ラッパーだった頃のリリックの意味とかも

11:20

書いてはいるんですかあのほぼ書いてなく

11:23

てええあの今いかに幸せかっていうそう

11:27

ですでするにイスラムフォビっていうか

11:29

イスラム教徒に対するあのなんか嫌悪感

11:31

みたいなのが社会に満ちてるけど自分は

11:33

そういうのとちょっと戦っていくんだ

11:35

みたいなことを時代で書いているはいはい

11:37

なるほどちなみにその日本でもそのラップ

11:40

が男性カルチャーなのかどうなのかって

11:42

議論はあったりしますけど最初に紹介して

11:44

いただいたのがこのディアムスという方

11:46

そのフランスラップにおけるその

11:48

ジェンダーさとかそれから歌われる内容の

11:51

癖とかっていうのはどうですかはいうま

11:54

あのフェミニストのラッパーっていうのは

11:56

いますね一定するそれであのただどうして

11:58

もえもうさっきもえチャートの中にいる

12:01

ラッパー男性のラッパーが多いですよね

12:04

女性のラッパーでチャートに逃してたって

12:06

いうのはやっぱディムスが最初で最後って

12:08

感じが今でも最初で最後なんだ今でもし

12:11

ますねだからこれからだと思いますけど

12:14

うんだから未だにそのディアスが聞かれて

12:16

るってそういうことだと思いますうんうん

12:18

またどの地域でもねそのヒップホップや

12:20

ラップの歴史でちょっとあの女性ベシだっ

12:22

たりマイノリティ警視だったりっていう

12:24

ことの見直しがありましたけどフランスで

12:27

もそういった課題進んでると僕思いますね

12:30

あのそういうことはなんだこう歌わなく

12:32

なってく方向に行くんじゃないかなと思い

12:34

ますけどうんでこのディアスが歌っていた

12:37

当時の選挙というのはどんなことが争われ

12:40

ていた時代だったんですかサルコジ政権

12:44

サルコジが内務大臣からま大統領になって

12:46

いく2007年から2012年までサコ者

12:49

大統領だったわけなんですけど結局まま

12:53

資本の奴隷になれって世界ですよねえええ

12:55

あの働いて働いてなんかあの生活の楽にし

12:58

ていこうぜうんでもラッパーたちにして

13:00

みれば仕事ないじゃんっていうはいうんす

13:03

失業してる人に向かって働いて働いて豊か

13:06

になって行こうぜって言われてもそもそも

13:08

仕事ないでしょっていうところなんでだ

13:11

からそういうなんて言うのかな資本に

13:12

対する資本奴隷にな奴隷になることに

13:15

対する反発っていうのがうんあったあり

13:17

ましたね働けるなら働くし働いてても楽に

13:20

ならないしっていうリアリティですよね

13:22

そこは雇を産むか分配政策かとか当然必要

13:25

になるから社会等的なところとあるし

13:27

マッチドが良かったうんですかね多分そう

13:29

だと思いますけどうんでは今1曲引いて

13:32

いただきましたがではもう1曲ジノさん

13:34

紹介お願いしますはいえアカエレサルタン

13:37

バンクでオンラ

13:40

シリアンアシュケエレサンタルバンク

13:45

サンタンバンクオンラッシュリアンですね

13:49

はいあのもいかにねジノさんの曲召喚が

13:51

滑らかかていうことが私の送りとの企画で

13:54

いやアラビックサウンドにこの

13:56

アコーディオン感が増すことでそうなから

13:58

ヨーロッパの感じもあるしで大陸の実績の

14:01

感じもあるしかっこいいですねこれかっこ

14:04

いい曲ですねねこれは何を歌ってるどんな

14:06

曲なんですかあもう本当に金持ちばっかり

14:09

優遇するなっていうですストレートへえ全

14:12

も諦めないぞっていうシリアんっていうの

14:15

は諦めないて意味なんでああオン

14:16

ラシュリアンって歌ってましたよねあそこ

14:18

はあのやっぱりすごいモブたちと

14:21

盛り上がっていく感というかみんなで熱証

14:24

してる感じがあったんですけどこの曲デモ

14:27

で歌われてたんですかんで歌れてましたね

14:29

へえデモ講師の際にみんなで歌って歌進ん

14:33

でいくっていう遠の人もそれになんか反応

14:35

するみたいな感じなおおこのアーティスト

14:38

の方はどういった方なんですかこれあの

14:40

リールっていうフランス北の方の出身の

14:42

いろんな民族の人たちがいてでそこの中の

14:46

2人がちょっと別動体で元々そのグループ

14:48

はラップをやってたんですけどその中の

14:50

2人がちょっと独立してえっと作ってる曲

14:53

ですねうんでこの曲の発表された時代と

14:57

いうのはどんな背景だったんでしょうか

14:58

基本的にやっぱりサルコジの時代ですねで

15:00

サルコジがあの一期終わりかけた頃11年

15:04

かな2011年の記憶だと思うんですけど

15:06

あのオーランドが次の大統領選挙に出る時

15:09

にオーランド社会やっぱり社会党です

15:11

けれどもフランスオーランドが自分の選挙

15:14

活動の時使ってたうんへえあじゃこれは

15:16

社会党のまた活動で使れてたんです社会党

15:19

ってラップ好きなんすよへえなるほどでも

15:23

どんな音楽とかどんなカルチャーを選ぶの

15:25

かもやっぱり文化的な対いううんそうです

15:28

ねアコにはなりますのねはいそっかそっか

15:31

でこれを1つのカウンターソングとして

15:33

使ってたでもオンラシュリア諦めない

15:35

ぞっていうのはやっぱりプロテストである

15:37

と同時になんでしょうこう皮肉とか冷めた

15:40

感じで政治を諦めるってことしないという

15:42

うんそれももちろんかけてると思いますね

15:45

うんうんあのこのアウトロの部分のみんな

15:48

で盛り上がってる感じはいいですねこれ

15:50

ライブバージョンとかではないんですかあ

15:51

ライブバージョンってかこれ多分

15:52

YouTube版だと思うんですあの最後

15:55

にすごいおっさんが1人だけあの曲から

15:57

離れてするシーンがあるんですけど大好き

16:01

で自由でいいですねへえもこうやってその

16:05

様々なサウンドラップで政治批判をするっ

16:08

ていうことですけれどもあ今この辺りで

16:10

大騒ぎしてるところですかねサウンドうん

16:12

なんか風景が浮かぶうんリスナーの方から

16:15

も質問が1つ来てましてそれ紹介しますと

16:19

あの例えばラジオネームスネイクさん

16:20

ありがとうございますはいはいありがとう

16:22

ございますえラップというとフリー

16:23

スタイルラップアトルが人気ですが

16:25

フランスではマクロン指示者とルペン指示

16:27

者などがなど大統領候補の指示者がラップ

16:29

バトルするというようなことはあるん

16:31

でしょうかといやあ現地に住んでま住んで

16:34

なかったんであれですけどあのラやっぱ

16:38

マクロンとラプター合わないんじゃない

16:40

ですかねイメージイメージ結びないない

16:44

ですねルペンラッパー嫌いだと思うし

16:48

なるほどうん確かにラッパーがルペンに

16:50

入れようとかマクロに入れようって言っ

16:52

てる感じないですね選挙に行こうと言って

16:54

ましたけどねああなるほどあの先週の

16:56

金曜日の集会とかではやっぱりなるほど恥

16:59

をしんでマクロンにみたいな感だったら

17:01

まあなくはないのかなどうなんでしょうか

17:04

うんでも何を歌うのかによってもあの随分

17:07

と政治状況の反映っていうのがあるんです

17:09

ね見てきますねはい逆にこれ社会等では

17:12

ない立場の例えばサルコ側のラッパーとか

17:14

もいたんです

17:16

か記憶にはないですねああまいるまままい

17:22

なかったと思います正直うんでもそれだけ

17:24

はっきり別れるような状況なんですね今

17:26

あの2局紹介していただきましたけれども

17:28

今紹介した以外のまアーティストたも

17:31

やっぱりこういった政治的なラップという

17:32

の選挙のタイミングなどには結構多く出さ

17:35

れたりするんでしょうか選挙だからって形

17:39

でその曲を作ったりしないの

17:42

でこれは曲が使われたの中で選んでる感じ

17:46

なのでそこはちょっと違うかなと思います

17:48

けどある自然発生的にこうそうううんでも

17:53

それはやっぱりあのそれぞれのラッパーの

17:55

ルーツなども政治スタンスとにかるん

17:58

かかってますねうんあの基本あの他人多

18:02

民族化しているのでですそのいわゆるその

18:07

ブラックアフリカの人もいればアラブの人

18:09

もいてっていう形なのでま1つのグループ

18:12

の中で多分いろんな人が混じってる状態

18:14

普通だと思いますうなるほどあのその後

18:17

フランスは当然そのテロであるとかま様々

18:19

なあの反資本主義あるイエローベスト運動

18:22

とかまそうしたものも重なってきますよね

18:25

ですその時代ごとにそのラップの貸内容

18:27

だけじゃなくて

18:30

うんそうですねあの本の中に書いてます

18:34

けどシャルリーエブド事件ます2015年

18:38

のテロがいっぱい起こった年にはやっぱり

18:41

静かなま語りかけるようなラップラッパー

18:45

の曲に心に染めるものはありましたねああ

18:48

なるほどイベスト運動に関して言うと

18:50

2018年以降の運動なんですけど

18:53

ラッパーとの結びつけ意外と少ないへえ

18:56

あれは普段声を出さない人たちがあの

18:58

イエローベスト身につけてはいうんあの

19:01

路上に出たっていうのだったので普段声

19:04

出してる人たちとはあんまりやっぱり接点

19:05

がなかったうんなるほどうんじゃそん時に

19:08

どんな曲が使われるのかもどの層の運動な

19:11

のかっていうことを意味するま割と

19:13

はっきり分かれてると思いますねうん今回

19:16

あの今紹介したオンラッシュリアンだと

19:18

ちょっとアラビックなサウンドがあった

19:19

じゃないですかこれはどうですかうんあれ

19:22

19:23

あのあらゆる層に訴えるって意味ではすに

19:26

ミゼットつってあのあのあの見あのなん

19:29

だっけ

19:30

えっとフランスの伝統書きもあるしそれ

19:33

からええっとアラブ系の音楽の要素も入っ

19:36

てるしでまみんなでこうモブする感じって

19:40

の入ってるのでいろんな人を引きつけたと

19:42

思いますねうんうんああぱその

19:44

アーティストの背景だけなくてどんな層に

19:47

聞かれてるかていうことでもサンド作りが

19:49

変わるんですねそうです先ほどあの

19:52

2010年代に入ると政治的なものばかり

19:54

じゃなくて割とまウェルメイドなおしゃれ

19:57

なものも増えたっていうことなんですけど

19:58

けどそっちのラップは何を歌うんですかま

20:01

愛じゃないですか愛愛か広くあとあとね

20:05

最近本にも書きましたけど日本が大好きな

20:07

んですよああに日本文化店とかもよくやり

20:10

ますもんねあの日本がフランス人日本文化

20:14

好きだよねっていう風にこう割と言うじゃ

20:16

ないですかテーマ的にでもなんかそうじゃ

20:18

なくて本当になんかこうなんて言ったら

20:21

いいのかな東京グールとかはいはいはい

20:25

ああいうの大好きなんですよねへえだから

20:27

その世界観に入り込んじゃったらラパとか

20:29

もいるしうんうんへえなんかそのえキャラ

20:32

設定とかも含めてってことですかだから

20:34

その外側だけじゃなくてなんか中の君と僕

20:37

しかいないから2て生きていこうみたいな

20:40

なんかお互いに食べ合うみたいそういう

20:42

なんかこうなんか究極の意みたいなとこ

20:44

まで日本の漫画文学から来てるものうん

20:46

うん取り込んで人いますね日本音楽の影響

20:49

とかも出てくる可能性があるんですか音楽

20:52

どうですかねほらアニメソングとかうんあ

20:55

そうかアそうですねそういうのも将来的に

20:57

はあるかもうん確かにこのYouTube

21:00

Netflixとかの時代になるとまた

21:02

違うカルチャーストリートカルチャーでは

21:04

ないウバカルチャーでジャパンカルチャー

21:06

ででも独特に料理してみたいな文化系ラッ

21:09

プっていう感じですよねはあ文化系ラップ

21:12

か筋肉ゴリゴリの人たちじゃなくて文化系

21:16

の日本の文化系ラッパーなるほどそのケフ

21:19

も今後見たいけれどもまずは政治の動き

21:21

スマともご時代

21:23

にTBS荻上チキセッTBS

21:32

99時刻は5時になりました荻上

21:35

セッション今日の特集名セッションはテロ

21:38

移民差別分断戦争そして大統領選挙

21:43

フランスのラップ音楽は政治社会にどんな

21:46

声を上げてきたのかというテーマで

21:49

スタジオに文芸批評価で立教大学大学院

21:53

特任教授の人の俊文さんにお越しいただき

21:56

お話を伺っていますジノさん引き続き

21:59

よろしくお願いいたしますよろしくお願い

22:00

しますよろしくお願いしますではえ続いて

22:02

は3局目え局紹介からお送りしたいと思い

22:05

ますではジノさん曲フりお願いしますはい

22:07

えビッグフロおりでトレ

22:13

シェブビッグフロエオリでラントレーベン

22:24

リックな感じで陰鬱な感じででも不穏な

22:28

テンションというのはずっと続いてますね

22:30

これまず曲の内容というのはどういった

22:32

ものなんですかはいあのこれはあの

22:34

アニメーションYouTubeで

22:36

アニメーションにとかぶってるのでそちら

22:39

の動画見て欲しいんですけどあの最初の

22:42

ところでえっとエル島が爆破されますで

22:45

主人公の主人公の2人がそのパリに遊びに

22:47

行ったらルトが爆破されてそれだけでは

22:50

なくてそのえ自分地に戻ろうと思ったら

22:53

なかなか帰れないっていうことでえっと

22:56

マルセの方まで南フランスのい

22:58

人がっぱれてるので海を渡ってアフリカの

23:02

方に逃げようとするんだけどもアフリカの

23:04

方からもうに帰ってこっち来んなていうに

23:06

こう拒絶されてしまうっていうああの要す

23:09

にフランス人全員が移民になってしまうっ

23:11

ていうあの曲なんですけどもう今の状況を

23:17

考えるともう本当に何か別の意味をこの曲

23:21

ができたのって今から45年前なんです

23:23

けどはい

23:24

あの水の意味を読んでしまうかなとは思い

23:27

ますねうん移民問題を移民になる側に共感

23:31

するような形で作られてるんですねあの

23:34

移民差別はいまルペンとかするわけなん

23:38

ですけど移民を差別する側ではなくてもう

23:40

差別される側になってしまうっていうはい

23:43

確か端に振り切れた曲ですねうんでも

23:46

ずっと受け入れる側でいるいられる根拠は

23:48

何かっていうことも問い詰められますよね

23:50

そうですねうんこのアーティストはどう

23:52

いった方なんですかビッグフローエリえ

23:54

あの2人組の兄弟でえっとまデビューして

23:58

まで10年は経ってない2015年ぐらい

24:00

からデビューしてる人なんですけどで3枚

24:02

アルバム作ったところでもう活動停止して

24:04

たんですけどこの本がえもう考量したって

24:09

いう日にうんうん帰ってきましたへえじゃ

24:12

本には乗らなかったけどそうそうあの新曲

24:15

発表するって日がもう考量の日でどう

24:18

しようもなかったんですけど本には

24:20

間に合わないまあ第2弾出すしかないです

24:22

よねねそうまそうかもしれないですさんの

24:25

仕事としていでは今日は

24:28

最後に1曲紹介してもらいます曲紹介お

24:30

願いしますギスのサペコム

24:35

メギムサペコムジメはいジノさんこの曲

24:40

どういった曲なんですかはいあのもう

24:42

めちゃくちゃ聞かっていこうぜって曲なん

24:44

ですよねはいはいはいはいあのだからあの

24:47

ルブトンとかえっとシャネルとかバルマン

24:50

とかそういうピエルバルマンとかそういう

24:52

えっとブランドの名前を連呼してるだけの

24:53

曲に聞こえるんですけどそはサプールって

24:56

いうグルあの考え方があの今後にはある

24:59

らしくて今後系の人なんですけど要するに

25:02

あの今後の内戦の時に90年内戦の時に

25:05

あの戦争するぐらいなら服に金使って

25:09

ばっちり決めていこうぜっていううんああ

25:11

だからその戦争するぐらいななっての常に

25:13

前提としてあるんですよねうんうんだから

25:15

その金は服に回そうぜっていうえそすごで

25:19

この曲もその延長戦上にあるなるほどうん

25:22

クラブカルチャーでモテてナパしようぜ

25:23

みたいなものではなくてそういう風に

25:24

聞こえるんですけどあのブランってないな

25:28

んだということになるんですか

25:31

へえなんかあの本当にいろんな方々のね

25:34

そのサウンドがありますけれどもあの

25:37

リスナの方からパーテさんからですと

25:39

フランスもアラブもアフリカ出身者や

25:41

ベトナムなどアジア出身の市民も多く文化

25:44

にも大きな影響があると思いますがラップ

25:46

など今の流行りの音楽にどのような

25:48

メッセージ音楽性の変化があるでしょうか

25:50

とあのヨーロッパに数ヶ月旅行した時に多

25:53

民族国家なんだな多民族社会なんだなと

25:55

聞いたということです本当にあの今

25:58

ラッパーになる人も様々なルーツの方増え

26:00

てるんですか増えてますねあの先週の

26:04

なんか投票に行こうぜっていうコンサート

26:07

あったんですけどそインド系の女性の

26:09

ラッパの初めて聞きましたけどへえ

26:12

フランスすごい下手なんですけどはいはい

26:14

すごいっていうわけじゃ僕よ前ですけど

26:16

あのなるほど

26:18

えっとすごいフランス語で歌ってましたね

26:21

それがうんいいなと思っるというかうん

26:24

やっぱり国家の国家とか社会とかね色んな

26:27

変を表していくんですねさて今日ご紹介し

26:31

た楽曲を含めフランスのラップ音楽の今に

26:34

ついてはジノさんの新刊魂の声を上げる

26:38

現代史としてのラップフランセに詳しく

26:41

まとめられております現在Amazonで

26:43

は品切れとなってるんですが本屋さんでご

26:46

予約していただくかもしくは出版社アレ

26:49

MIDの公式サイトでも送料無料でご購入

26:53

できますので是非ご一読くださいはいうん

26:56

QRコードがね本に乗って

26:59

そう紹介たってるそんはい今日は文芸岡で

27:05

教大学大学院特任教授の人野俊さんにお話

27:09

を伺いましたありがとうございました皆さ

27:12

またよろしくお願いします

27:24

あり